SOA(Service Oriented Architecture)とは、ERPやCRMなどの具体的製品あるいは具体的な手法を表す言葉ではありません。あくまで概念の総称です。また、Serviceという言葉は一般に「何かを提供してもらえる」と理解され、何らかの具体的な効用が連想されますが、ここでいうServiceとは、アプリケーションであったり、その中の1つの機能であったりします。つまり、サービスの大きさ(これを粒度といいます)は決められているものではありません。これらがSOAを分かり辛くしていると同時に、分かり合えているように話し合いながらも、想定している粒度により話が大きくずれていることがあります。
では、SOA の概念とは何でしょうか。
究極は、ビジュアルな図を描くだけでシステム連携が可能となり、その図を描き換えるだけで業務処理の変更に対応できるとされています。
SOAは1996年に発表された米国ガートナー社のリポートに初めてその言葉が登場したのですが、技術的にはその緒に就いたばかりで、まだまだ、これからと言った面が強く、2005年あたりから主要ベンダーの製品群にその基盤となる実装が加わり始めたのが現状です。
下の図は、左側にこれまでの開発を、右側にSOAによってもたらされる世界を描いた図です。SOAは最終的にここを目指しています。
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